朧(おぼろ)ながらも、立ち込める気配

鈴木伊美 ガラス展「月との時間」

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展:鈴木伊美 ガラス展「月との時間」 
時:2024[R06]10.10 thu〜 2024[R06]10.20 sun
所:morgenrot(モルゲンロート)

 

「ギャラリーYUI」や「ギャラリーハウスMAYA」「gallery DAZZLE」は、イラストレーターの展示でおなじみの場所。

 

外苑前の「morgenrot(モルゲンロート)は、その「YUI」の並びにある。名の由来は、早朝に昇り始めた太陽に照らされ山肌が赤く染まる様子のことらしい。それは感動的な景色だろう。

 

サイトには『作家の紡ぎだす作品との出会い、日の出の勢いの様に成長する美しさと感動を、皆さまと共有していきたいとの願い』と記されている。

 

今回の鈴木伊美(すずきよしみ)ガラス展のタイトルは「月との時間」。 器の内と外、うっすら透けてもいるが、時に硬質さも感じさせている。ときめくリズムも流れ来る。

 

抽象的に施された色彩と形態が絡み合う、妖艶なダンスのようなイメージが拡がり魅力的。天体が織りなすショーのようでもあり、さまざまな表情で楽しませてくれる。

 

そして黄色い蓋。まるで満月のような造形がアクセントとなっている。蓋により閉じられた無垢な空間を満たすものは、空?気? ……さて、いったい何だろうか。

 

[202410.18 / 202410.28 update]

 

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