2024/06/29

さぁ、タイムトラベラーたちの痕跡を辿ってみよう（１）

TOPコレクション「時間旅行」千二百箇月の過去とかんずる方角から

＊画像はSNSで＞　INSTAGRAM → https://www.instagram.com/p/C9l3DOwSjbx/

●展：「時間旅行」千二百箇月の過去とかんずる方角から　
●時：2024［R06］04.04 Thu〜 2024［R06］07.07 Sun
●所：東京都写真美術館

写真美術館の所蔵コレクション約37,000点から選りすぐりの写真・映像を、今からちょうど百年前の1924年を起点として旅をするように辿っていく展示。題して「時間旅行」

写真の特性のひとつとして「シャッター」のタイミングによる時間の狩猟がある。その「シャッターを切る」という動作は、現在のスマホのカメラでは、フラットな「アイコンに触れる」ことに置き換わる。レンズの向こうに在るモノやコトを取り入れ映像化するというのは同じ目的なのに、結果として表れてくるニュアンスは、どこか微妙に異なっているのか気になる。

さて、いわゆるカメラという器も、現像、定着、発表という過程も表現も、この百年で大きく変わった。さぁ、この機会にそれぞれの時代を覗き見るタイムマシンに乗ってみようではないか……という趣向だ。

そうだ、原田真二も唄っていた♪

『Ooh、時間旅行のツアーはいかが？』

（『タイム・トラベル』作詞：松本隆／作曲：原田真二）より

旅の着地点、その時々から分けられた５つのコーナーを辿っていく。

・第一室　1924年—大正13年

・第二室　昭和モダン街

・第三室　かつてここで—「ヱビスビール」の記憶

・第四室　20世紀の旅—グラフ雑誌に見る時代相

・第五室　時空の旅—新生代沖積世(しんせいだいちゅうせきせい)

《＊書籍・ポスター・雑誌など印刷物は、その２へ》

［2024.06.29 / 2024.07.19 update］