やはり、UNOはウルトラ級?

宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO

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展:宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO 
時:2024[R06]04.11 Thu〜 2024[R06]06.16 Sun
所:東京オペラシティ アートギャラリー

 

イラストレーター宇野亜喜良[うのあきら・AQUIRAX UNO]とグラフィックデザイナー羽良多平吉[はらたへいきち・HeiQuicci HARATA]の共通点。それは独特の立ち位置。さらに加えると、彼らが名乗る自分の欧文名に共通して入る「Q」だ。その文字には得体の知れない魔力が潜んでいるのかも!

 

さて、会期残り二日となった土曜午後に宇野亞喜良展へ。

その地には「Q」のパワーが蔓延していたのかもしれない。

 

初台駅から直結する東京オペラシティのギャラリー階へ上がると、なんと、とても長い大行列!「最後尾はこちら」という札を持つスタッフの姿と、幾重にも折り重なった人人人を見てビックリ!最終日前日ゆえ多少は混んでると思っていたが、全くの予想外!

 

なおかつ、出口あたりにある展覧会図録や関連する記念グッズを販売するコーナー、そこへも「最後尾はこちら」という札が掲げられており、たくさんの人が並んでいた。信じられない光景だった。

 

彼が活躍していた時代を知る世代が、集大成のようなこの展示を観に訪れるのは、よくわかる。自分も同様だ。しかし、それだけではこの盛況はありえない。若い人たちにも足を運ばせる魅力があるからこそなのだろう。

 

人気の根幹は、アナログな雰囲気のタッチか、ミステリアスな画題なのか、描かれる妖艶な世界から滲み出る独特な肯定感、あるいはささやかな希望なのか?

 

そういえば Eテレ「日曜美術館:変容するイラストレーション 宇野亞喜良」の回で、俳優のんがアトリエ訪問していた。彼女世代での共感も当たり前なのかもしれない。そう思うと展覧会の盛況もうなずける。

 

本人の言葉によると、自分は画家というより『ビジュアル翻訳業という感じ』であり『曖昧なまま進行する時間が好き』と述べられていた。その自由自在な気分、変容から生まれる艶のあるビジュアルに惹かれていくのでしょう。

 

……そして。

結局は行列が苦手なため、UNO展はアキラめ、散歩がてら新宿へ。写真後半はオペラシティから移動する道中での断片。

痕跡 の 採集 あるいは 気配……

 

《追記》

資生堂「マジョリカ マジョルカ」の似顔絵ジェネレーター「マジョリ画」で描かれた我らが自画像(?)がどこかにあるはずなのだが、見つけ出せなかった。残念!

[2024.06.15 / 2024.06.28 update]

 

【参考】

◎宇野亞喜良 https://ja.wikipedia.org/wiki/宇野亜喜良

◎東京オペラシティ アートギャラリー https://www.operacity.jp/

◎グラフィックトライアル2018(印刷博物館)https://www.toppan.com/ja/joho/gainfo/graphictrial/brand/article/2018/ua/ag/

 

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