もじ イメージ Graphic 展
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●展:もじ イメージ Graphic 展
●時:2023[R05]11.23 Thu 〜 2024[R06]03.10 Sun
●所:21_21 DESIGN
SIGHTギャラリー1&2
雨上がり弥生の六本木、安藤忠雄設計の21_21へ。
会期終盤のこの日は、受付に行列ができていた。
「学生の方は学生証をご用意ください」と係員が
何度も呼びかけていた。それくらい若い客が多かった。
階段を降りて、まずギャラリー1の
「日本語の文字とデザインをめぐる断章」へ。
歴代の文字主軸のグラフィックデザイン作品が紹介されていた。
いわゆる教科書的なおなじみの作品群は、確かに「過去」なのだが、世に出た当時の斬新さ、革新性や熱い力を感じ取ることごできれば、そのデザイン的な価値は「今」につながっていく。
その後に続くギャラリー2では「辺境のグラフィックデザイン」と称し、13のテーマ別にコーナーが展開されていた。
あえてなのか「辺境」と名付けられてはいたが、一覧すると、別に「中心」と対比すべきでも無いかなと思えた。
というか、幾つもの視点からさまざまな表現が生まれることで、これからもグラフィックデザインの領域は拡がっていくのであろう。
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さて、新旧さまざまな表現に触れ感じたことを記す…
文字の扱いに迷いがないデザインは、
常に安定しており、信頼感に満ちている。
文字を変化球として扱う場合は、
新しいイメージで、楽しませることもできる。
文字の再構築ができる能力は、
独特な強い印象で、周辺に未知の光を放つ。
文字の骨格を知りつつ常識を破る時、
心地よい刺激で、新しい地平が現れてくる。
とにかく文字の配慮に確信があるなら、
その堂々とした振る舞いは、価値を生む。
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けっこう密なこの展示構成のバラエティにより、
「日本の文字」を主軸に置いたイメージの拡張、展開にはまだまだ可能性が秘められている!と感じた。
◎会場構成
・Gallery1:日本語の文字とデザインをめぐる断章
・Gallery2:辺境のグラフィックデザイン
「1. テクノロジーとポエジー」から「13. 言語を越えて」まで13のテーマ別に展開
[2024.03.07 / 2024.03.10 update]
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