形あるもの、形なきもの
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●展:形あるもの、形なきもの
●時:2023[R05]06/09 Fri. 〜 2023[R05]08/05 Sat.
●所:東京工芸大学
8月突入のその日、土砂降りゲリラ豪雨の後、
雨上がりの午後に出かける。
芸術情報館2階、写大ギャラリーでのこの展示は
「東京工芸大学創立100周年」を記念した企画で
卒業生写真家たちの作品がピックアップされていた。
さまざまなタイプの写真が、時代性と共にあらためて
確認できる。この100年の表現の変化、意識の変化を
ダイジェストとして空間化したといえるだろう。
出品は…
渡辺義雄、菊池仁、村井修、中島秀雄、本城直季、田沼武能、中谷吉隆、立木義浩、安達洋次郎、細江英公、飯島幸永、古屋誠一、梁丞佑、松尾忠雄、薄井一議、鈴木心、吉田志穂、高木こずえ、河野安志、そして大辻清司。
会場はコンパクトな室内だった。
もう少し広ければ良かったかなぁ、と。
東京工芸大学の前身は、1923(大正12)年に創立した
小西写真専門学校。国産フィルムとして
フジカラーとはりあっていたサクラカラーの
小西六(後のコニカ)が母体。
2階のギャラリーへ向かう踊り場では、
Camera Collection コーナーがある。
カメラメーカー数社の過去の名機が並んでいる。
大学時代に買った一眼レフ「minolta XE」を発見!
なんだかうれしい♪
当時、王道ニコン、先鋭キヤノンと比べ
どの機種を選ぶか悩んだ記憶が。
ミノルタを選んだ理由のひとつがレンズ。
その名も「ROKKOR(ロッコール)」
阪神人?に親しみのある「六甲山」にちなんだ
そのネーミングに惹かれた。
ちなみにミノルタの社名は「実る田」が由来とか。
キヤノンは、試作機「KWANON(カンノン)」
=「観音」から。菩薩が源なんですね。
ではニコンは? 日本光学工業の略称NIKKOの
末尾に「N」を加えたそうです。
写真の進化は撮影機材の発展と共にある…
コレクションにも注目の、写大ギャラリーは
地下鉄『中野坂上」が最寄駅。
*
なお、東京工芸大学創立100周年として、
東京都写真美術館にて開催
2023.11.11(土)→ 12.10(日)
https://topmuseum.jp/contents/schedule/index.html
【参考】
◎コニカミノルタ https://amzn.to/3qaVbKz
◎オリンパス https://amzn.to/3L1Xyqi
[2023.08.01 / 2023.08.05 update]
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