その「森」がツナガルところに棲むモノたち

森田MIW「森田MIWの絵とことば いとしきモノ展」

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展:森田MIW展「森田MIWの絵とことば いとしきモノ展」
時:2023[R05]01/21 Sat. 〜 2023[R05]03/19 Sun.

所:町田市民文学館 ことばらんど

 

ある晴れた如月の午後、町田へ。

 

我らはアグアレオン《AGUALEAO  https://agualeao.jimdo.com/ 》というユニットで、三鷹にあったギャラリー犀(さい)での「Tシャツ展」に2003年から5回参加しました。

そのどこかの夏、上京して間もない頃の森田MIWさんとギャラリーで出会いました。

 

描く世界の不思議な感覚に惹かれたことにはじまり、昨今のグッズ展開にも注目してきました。

その流れからも今回の個展は、絶対に見逃せない貴重な機会!

 

会場の導入からワクワクして巡っていくと…

 

イノチのカタチ と ココロのケシキ

なぜか浮かんできたそんなフレーズ。

それを言い換えてみると…

密やかな昼、お喋りな夜。って感じでしょうか?

 

でも昼と夜、光と闇、単純な対立で世界が成り立っている

ワケではないことを、MIWさんの絵と言葉が示しています。

「ヤミコとヒカリコ」そのどちらもが居るのです。

 

緑深き野山を歩くとき、何も考えずに

無心にフィトンチッドを浴びるているように、

彼女の絵と言葉を自然に受け止めるのが良さそうです。

 

いくつもの「いとしき」世界に吹く新しい風、

感情を、ふわっと、そろっと、揺さぶる振動、

それをこの空間で感じられたことは、ひとつのしあわせ。

 

いろいろなアニマルが描かれている中で、

お気に入りの造形と物語を探すのも一興なり。

 

プロダクトに関する説明パネルのコーナーもありました。

モノづくりプロセスの一端が見られ、興味深く拝見。

 

一階ではグッズを販売しており、そこには立派な作品集も。

少し値は張りますが本屋さんルートでは売ってないので、手に入れる貴重な機会といえます。

 

そうそう、これを忘れては!短編アニメも観られて、なんと入場は無料♪

 

今回の会場「町田市民文学館 ことばらんど」には初めて訪れました。

近くの芹ヶ谷公園の南端にある町田市立国際版画美術館とのハシゴもおすすめです。

 

以前ここで開催した、兵庫の先達である横尾忠則「HANGA JUNGLE展」を観に訪れたこともあり。そのことはまたいつか…

[2023.02.21]

 

《写真》

・読めない「森」への入り口/ワタシを抱きしめ…/角のある板/タンバリンに住むという/光と闇と親子と/わかる時を探して/展示空間/いとしき本

 

【参考】

森田MIW 

フィトンチッド

横尾忠則

 

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